伝統建築物・文化財
無形文化遺産にも登録されたことによって、伝統建築工匠の技は日本にとって世界に誇れる文化の一つとなりました。
山本製材では、文化財建造物等を修理するのと同時に、職人の文化も後世に伝えていけるような仕事が出来るように心掛けております。
屋根修理
雪や雨の多い北陸地方だからこそ建物にとって重要な屋根は傷みやすい箇所です。
弊社では茅葺から桧皮・杮葺、瓦葺や銅板葺、雨樋など様々な屋根の修理を行っております。
また根本修理だけではなく、少しでも長く建物を保存・維持させるためのメンテナンス等の小規模な修理も承っております。
軸部修理
雨漏りや蟻害などにより柱や土台が腐って建物が沈下してしまう事例も少なくありません。土蔵などは特に外壁が大壁構造であることが多いので見た目にはなんともないように見えますが、実際は傷んでいるケースもあります。
柱や土台は、屋根など上からの重量を受けて基礎や地盤に伝える重要な役割を果たす構造材です。
また文化財を修理するうえで、当初の情報がたくさん詰まっているのも構造材なので、なるべく古材を残すように心がけ、なおかつ建物がしっかりと強度を保てるように修理する必要があります。木材に精通した職人さんたちに、木材と会話をしてもらいながら一本一本丁寧に繕って修理していきます。
外壁修理
屋根と同じく風雨に晒されて損傷を受けやすいのは外壁です。屋根仕舞いの悪い箇所や日当たりの悪い箇所では、悪循環が繰り返されることにより傷みやすくなります。
文化財では形そのものを変えることは難しいですが、施工の際に傷みにくくなる工法や工夫を施工可能な範囲内でご提案をさせていただきます。
建具修理
建具には板戸や格子戸、障子、襖、欄間やガラス戸など木製のものや、掛子戸のように土で塗籠られたもの、鉄扉など様々です。
建具は壁と同様に、建物において視界に入る面積を多く占める部材になります。
建具がきれいになれば建物の見た目は大いに変わるとともに、建付調整による機能的な回復で耐久性の向上にも繋がります。
耐震補強
近年は住宅もそうですが、文化財も保存修理工事と共に耐震補強工事を行うことが増えてきております。
自社の製材技術を生かした木造補強はもとより鉄骨による補強など、文化財ならではの見えにくい場所に補強材を入れられるような工夫を行い、適材適所を念頭に施工しています。
内装修理
床の間の漆塗や張り壁・腰貼りなどの表装も修理しております。
工法はもちろん、使用されている材料も慎重に調査し、同等または似寄のもので修理しています。









